早いもので7月も今日が最後の日となりました。
今年の7月は猛暑日が多くて、とても暑かったです。
ウィーンの街は荘厳な建造物が多く建ち並び、かつての帝国の都を今でも感じることが
できます。
そのような建物も夜に見ると、昼間とは全く違った印象を与えてくれます。
今日は久しぶりに1年以上も離れてしまった美しいライトアップというテーマで少し書きたいと思います。
美しいライトアップ 、美しいライトアップ 2 では、国立オペラ座や楽友協会ホール、ウィーン大学やBank Austriaを紹介しているのでこちらも御覧下さい。
こちらは言わずと知れた市庁舎です。
ここは毎年ウィーンで一番大きな
クリスマス市で有名です。
それ以外年間を通して様々なイヴェントが行われる市庁舎前広場ですが、
この写真のように市庁舎前に何もない
というのはそんなに頻繁ではないんですね。
真ん中の一番高い塔を始め、計5本の塔が印象的なフランドル風ゴシック
建築の市庁舎のライトアップは素敵
です。
5本の塔それぞれがライトアップされていて、一階部分のライトアップと合せて、上下シンメトリー的です。
逆にゴシック様式の特徴的な窓はライトアップされていないということもこの全体に
素晴らしい効果を上げています。
昼間の市庁舎とは全然違います。
こちらは上の市庁舎と対称的に建てられているブルク劇場です。
市庁舎を背にしてみるとブルク劇場の正面が見えます。
こちらはバロック的荘厳さを感じる
建物で、市庁舎とは違って高さはありませんが、地面にしっかりと根付いた印象を与えます。
ブルク劇場は建物全体がライトアップされていて、中心部がひときわ明るくライトアップされていることがわかります。
様々な様式の建造物は昼間見てももちろん素敵ですが、夜にライトアップされた幻想的な姿も見逃せません。