夜のウィーンの街も素敵です。
かなりの重要な建物や記念像等がライトで照らされています。
新宿のようなギンギンのネオンサインが見られることは絶対にありません。
建物が様々な建築様式で作られ、荘厳な建造物が多いため、普通に下から照らし出すだけで建物が十分美しく映えます。
こちらは国立オペラ座です。
リンク道路最初の大建造物としてプランされたもので、ルネッサンス様式の堂々とした姿です。
2013年8月18日に「国立オペラ座は当時評判が悪かった」というタイトルで話題にしていますが、国立オペラ座はこの斜め前方から後ろを見る時に、建物が荘厳に見えるようにちゃんと計算して作られていました。
正面よりもこの角度からの写真が圧倒的に多いですね。
こちらは2013年10月5日にも書いた「ウィーン楽友協会」です。
やはり下から照らし出すライトアップで、暗闇に浮かび上がっているように見えます。
こちらはギリシャ古典様式をベースにルネッサンスを取り入れた、いわゆる「音楽の神殿」をコンセプトに
しました。
今年のウィーンフィルニューイヤーは、ダニエル・バレンボイムさんが、2009年に続いて素晴らしいニューイヤーを聞かせてくれました。
このような歴史的建造物のライトアップは、ヨーロッパの建築様式と見事にマッチして、昼間見ても素晴らしいですが、ライトアップされるとまた浮かび上がってくるように演出されています。
日本の大きな街と比べれば、ウィーンの夜はそんなに明るくないですが、しかし多くの建物がライトアップされているので、それが素晴らしい効果を与えます。
昼間見てる時と夜のライトアップはまた別世界ですね。