ウィーンには中央墓地という世界的に知られている観光スポットがあります。
広さ約2.5km²あり、ヨーロッパでは
2番目に大きな墓地です。
この墓地は1874年にオープンし、
「名誉区」という特定の地域があり、
歴史に名を残した人々がいわゆる名誉市民としてその場所に埋葬されています。
その一角に「32A]区 という有名な
場所があり、たくさんの音楽家が眠っている地域で、中央墓地を観光として訪れる方がたいてい目指す地域です。
この地域には、モーツァルトの記念碑を
始め、ベートーヴェン、シューベルト、
ヨハン・シュトラウス、ブラームス、
シュトラウスの父、ヨーゼフ・ラン ナー、グルック、スッペ、フーゴ・ヴォルフ、ヨーゼフ・シュトラウス、エドワード・シュトラウス、ちょっと離れた所にシェーンベルク、もっと離れた所には ツェルニー、サリエリのお墓なども
あります。
ウィーンは「音楽の都」であることは世界的に知られています。
数々の作曲家が滞在し、かなりの作曲家がこの街で亡くなっています。
1枚目の写真はベートーヴェンのお墓です。
2枚目はシューベルトのお墓です。
ベートーヴェンはドイツ人ですが、このウィーンの街で亡くなり、シューベルトはウィーン人で、やはりウィーンで亡くなりました。
シューベルトはベートーヴェンのことを大変に尊敬していましたので、この中央墓地でも2人が並んだように立っています。