だいたいどこのヨーロッパの街はそうですが、路駐が当たり前ですね。
ウィーンも、一戸建てで駐車場がある場合、集合住宅専用の駐車上やその辺の地下ガレージ等を借りている人は別ですが、かなりの人が路駐です。
建物の中には中庭がありますが、ほとんど駐車場として機能していません。
ウィーンは、Kurzparkzone(ショートパーキングエリア)制度が導入されています。
23区で成り立っているウィーンの街の、1~9区、12,14,15,16,17,20区が該当し、平日朝9~22時(区によっては19時)まで、一か所に、2時間まで(区によっては3時間まで)駐車できます。もちろん有料で、駐車券を事前に購入し、車を降りる時に、日にち、時間を記入します。
また、該当区に住んでる住人は、年間有効のステッカーを市から買わされます。
例えば、5区の住人は、そのステッカーがあれば、5区の中であればずっと駐車できますが、4区に停める場合は、駐車券が必要・・・こんな具合です。
土曜日、日祝祭日はKurzparkzoneはありません。
車文化はヨーロッパから・・・でもそれよりも歴史がある街に、後から入ってきた車が住まわせてもらっている・・・そんな感じです。