オーストリア国家公認ガイド 日本語/ドイツ語 (Staatlich gepr. Fremdenführer)
豊島 啓一郎
(とよしま けいいちろう)
出身地: 東京都 ウィーン在住30年
私はオーストリアというこのヨーロッパの小国に初めて訪れた時から「ここだっ!」と直感し、その日からこの国の魅力とヨーロッパ文化に完全に取りつかれてしまいました。
ウィーンは私の人生を変えた街です。
当時私の生活基盤が日本でしたので、その後社会人として日本で働いていましたが、あまりにもウィーンの印象が強かったため、何としてももう一度ウィーンに来たかったのです。
その後ウィーンで専門的にヨーロッパ文化を中心に学びました。
その後、日本に帰る予定でしたが、偶然学んだことを生かせる仕事に繋がりました。
それから在25年以上になります。
旅行会社の皆様、個人のお客様、企業の視察、専門的な研修ツアー、通訳など様々な分野の皆様と仕事をさせて頂いております。
私はオーストリアが定めている国家資格を有したStaatlich geprüfter Fremdenführer(日本では国家通訳案内士)で、事業主として登録しております。
オーストリア全土を案内できる国家資格です。
※WKO オーストリア連邦産業院にはオーストリアでの全ての事業(会社)が登録されています。
オーストリアの法律では、仕事としてガイドができるのは国家資格を持った、
オーストリア政府から公認されているライセンスガイドでなければいけません。
国家試験を受けるためには、国が定めたオーストリアのありとあらゆる分野を学ぶ国家試験準備コースに2年間通った後、初めて国家試験を受ける資格が与えられます。
国家試験は、口頭試験、実地試験、経営簿記の3本立てで、(私の時代はそうでしたが、現在もおそらくそんなに変わってないと思います)この全て3つに合格すると、事業主として営業ができ、オーストリア全土を案内できます。
国家試験も準備コースもドイツ語で行われます。
ガイドとして働くには、口頭、実地の2つは最低クリアーしている必要があります。
ただその場合は公認ガイドとしては働けますが(どこか会社の下で)、事業主にはなれません。
オーストリア国家公認ガイドは、このホームページの上部に見られるガイドロゴを仕事中に掲げていて、正規ライセンスガイドであることを示すオーストリアの身分証明書を必ず携帯しています。
年間を通して仕事をしていると、オーストリアの当局が突然現れて、抜き打ちのコントロールを受けることがあります。
正規のガイドかどうかを確かめるためで、正規のガイドでなければ多額の罰金が不正をした当人はもちろんのこと、場合によっては依頼主にも課せられます。
オーストリアでガイドをお探しの場合は、正規の公認ガイドに御依頼されて下さい。
以下参考までに
オーストリアでの国家公認ガイド業務や送迎アシスタント業務について
この国は旅の全ての魅力を持っています。
首都ウィーンは、ヨーロッパで一番長く続いたハプスブルク王朝の居城であり、かつての帝国の都が今でも残されたヨーロッパ文化が凝縮した街です。
また、アルプスのおかげで、変化に富んだ地形、サウンド・オブ・ミュージックに登場する美しい自然、チロル地方のような絵に描いた様な美しい風景が広がっています。
ヨーロッパ文化と一言で表すのは難しいですが、建築、音楽、絵画、キリスト教、生活習慣、工芸品、地理地形、植物・・・など様々な分野を関連させて歴史という大きな柱を基本として、わかりやすく御案内させて頂いております。
※間際でのお問い合わせを多く頂いております。
2~3週間先のお問い合わせは、たいていふさがっておりますので、
止むを得ずお断りせざる負えない状況が多くございます。
予定がお決まりであれば、なるべく早い時期にお問い合わせ下さい。
※個人情報保護の重要性を認識し、適切に利用し、保存することが社会的責任であると考え、
個人情報の保護に努めることをお約束致します。
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